If I never did it, I was only waiting for a better moment that didn't come.There never could be a better moment than This One , This One.
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独り群せず

「独り群せず」を読み終えました。

北方謙三小説ですが、史実の人物ではない「光武利之」の人生を描く。

どうやら前作があるらしく、本書だけでも読み取れる部分は多くて違和感はないが、「杖下に死す」という書籍から続く主人公のようだ。

内容についてはいつもの北方先生節なわけで、個人的には主要登場人物がほとんどが強く強く強い人物であり、人としてこうありたい人物像が描かれている。

その生き方、死に方はならいとしたい気持ちはあるが、そこまである意味ストイックに生きることが幸せなのか?と思うところもある。

本書に関して言えばその生き方はかっこいいの一言。しかし、物語としては北方小説らしく(というか歴史小説らしく)成し遂げられることが見えないところがある。ここは残念。本書の主人公について言えば、その目指すところにたどり着くのも個人が思う目標がまさに「独り」在るものだったので、そこまで描いてもよかったのではないかと思うが、捉え方によってはそれも成し遂げられているのかもなぁと読み取れなくもない。ただ、カタルシスについては少々欠けるところ、最後がすごく駆け足で、ボクなんかが申し上げるのはおこがましいのですが、惜しいと思うのだ。

 

ということで前作「杖下に死す」のほうも読んでみようと早速注文いたしました。

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